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レオの生き方、考え方
レオくんの不思議な行動の始まり レオくんは散歩をするのが大好きです。 毎日、散歩の時間になると、ぬいぐるみを咥えて合図します。 そんな毎日を過ごしていたレオくんを奈良県にある曽爾高原へ遠出をしました。 広い草原で思い切り走らせたいと思い、車が苦手なレオくんを乗せて出かけました。 レオくんは相変わらず、車が苦手で鼻水を出して震えていました。 曽爾高原についてススキの草原を散歩しました。レオくんは楽しんでいました。 亀山の頂上から細い道が尾根沿いに続いていたので、歩いてみました。 徐々に急坂となり、岩場もありました。そして、開けたピークに辿り着きました。 なんと素晴らしい360度の展望でとても気持ちが良い場所でした。 レオくんはベンチの上に座り、下界を見つめて固まっています。 レオくんその場を動こうとせず、ひたすら景色を眺めていました。 レオくんは2間程そこを動かなかったが、霧が濃くなり展望が無くなりました。 ゆっくり下山をして、帰路につきました。とてもリフレッシュしました。 レオくんの様子がおかしくなった いつもの散歩の時間になったので、ぬいぐるみを咥えて散歩に外へ出ると レオくんは車のドアの前に座って乗せてと言っています。 車が苦手なのに、どうしたのだろう?それ以上に好きなことができたのかな? 散歩から帰った時も、車のドアの前に座って乗せてと言ってます。 なるほど、昨日行った曽爾高原へ行きたいのだと思いました。 でも、曽爾高原は遠いので近くの低山に連れて行きました。 あれ、車が苦手なレオくんが乗り込んで酔わなくなっています。 レオくんは山が好きなんだ。やっと、理解しました。 そこで、休日にハイキングコースのある青山高原に連れ出しました。 レオくんは散歩の時ぬいぐるみを咥えて居たので、やはり咥えていました。 登山では息が苦しくなりそうなので、代わりにバケツを渡しました。 バケツ登山のはじまり レオくんは楽しそうに山歩きをしています。バケツを放しません。 3km以上歩いてもバケツを咥えたままです。 のどが乾くので、バケツに水を入れて飲みました。 昼食時に大好きなミルクをバケツに入れました。 レオくんはバケツが大切なものだと理解したようです。 それ以来、山登りに出かける時はバケツを咥えて車に乗ります。 バケツは僕の登山道具ですワン。 バケツは大切なものなのです レオくんの為に山登りの本を買って、色々な山に登っていると、 急斜面の山や岩場や橋など難関が出てきました。 最初は大和葛城山で梯子のような透けた橋です。 僕は渡れませんワン。逃げるが勝ちで山の斜面に逃げました。 レオくんここを渡らないと前に進めないよ。レオくんは暫く、沈黙10分。 山が好きなんでしょ。登らず帰るのと言われ、僕は腹をくくって行きます。 レオくん凄いです。足を踏み外しながらも渡り切りました。 その後何度も、橋が現れましたが、スイスイ渡るレオくんが居ました。 急斜面を下っていた時、バケツの取っ手が木の枝に引っかかり転げ落ちました。 10mぐらい落ちたところで止まりました。レオくんどうする。 レオくんはバケツのところに降りて咥えて戻ってきました。 だって、バケツは大切な僕の登山道具ですワン。 ミルクや水を飲むときに必要なんだワン。 僕は登山のあとで温泉に入りたいワン。でも、犬は限られているワン。 バケツに足湯の温泉を入れて温まるワン。これは最高だワン。 バケツは前後2つあったほうが良く温まるワン。 登山をするための技術を習得 基本的に僕は高所恐怖症だワン。でも、山に登りたいワン。 そこで、散歩のときに公園の滑り台の梯子を登る訓練をしたワン。 色々な滑り台にチャレンジして、登りも下りも出来るようになったワン。 登れる山が増えて、色々な山に挑戦したワン。 登頂1000座を越えるとなんだか登山者になったような気がするワン。 三角点を探したり、休憩するポジションを探すようななったワン。 休憩ベンチの場所や分岐を臭いでわかるようになったワン。 頂上でお気に入りの場所では先客がいるのに無理やり座って場所を奪うワン。 それと登山者とすれ違う時は道を開けて先に通すワン。 僕は登山者がすることを学習しているワン。 でも、登山者から食べ物を貰わない、食べないワン。 御在所岳で食事をしていたグループの一人がおにぎりを地面に落としたので、 これ犬にあげるわと言って、レオくんに差しだしたが食べなかった。 そう言えば、レオくんはきれい好きで登山をしても殆ど身体が汚れない。 泥や水たまりはよけて歩くし、登山道の真ん中を歩くワン。綺麗好きだワン。 この犬、登山してるのに綺麗ね、ちっとも汚れてないね。不思議だね。 僕にとって、登山者はフレンドリーな仲間だワン。 僕は山登りを楽しんで、頂上を2000回は踏んでいるワン。 何故バケツを咥えて登山するのって、山でよく質問されるけど、 説明するのが面倒なので登山道具ですと言うワン。 バケツを咥えているとガードになって、ダニが付きにくいワン。 これが一番効果があって、僕はダニの被害に合わなかったワン。 それと、すれ違う登山者が怖がらないで安心して通過できるワン。 頂上で写真をとる時ポーズを決めやすいワン。 バケツは僕の宝物ですワン。 レオくんは車が苦手でなかったの? 山が好きになって、登山口まで車で移動する事が多くなったワン 最初は鼻水タラタラでフラフラだったのに好きなことの為に克服したワン。 少しづつ車酔いに鳴れて、速度が60Km/hでも問題なくなるが、 60Km/hを越えると鼻水が出て震えだしたワン。少しづつ慣れてきて、 高速道路も80Km/hまでOKになり、100Km/hでも大丈夫になり、 日本全国を巡る登山が出来るようになったワン。 考えてみると、車で30万Km以上移動して走ったことになるワン。 レオ君の登山は、地球7周半分走行、全走行(30万Km)は移動したワン。 為せば成るだワン。僕は車が苦手なんて言ってないワン。 今は車が大好きだワン。でも。やっぱり、登山が大好きだワン。 だって、車は僕を登山口まで運んでくれる登山道具だワン。